2011年01月06日

サロメ 健在!!

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1月2日夕方、今年初めてのお産でした。


30数年前、学校を卒業後、早来町〈現 安平町〉の牧場で1年間実習をしました。
当時、全国でも有数の有名牧場で、実習生だけでも8名もいて日本各地から集まっていました。

その数年前、共進会で華々しく活躍していたのがこの牧場の『サロメ』の一族でした。

残念ながら、その牧場はその後廃業しましたが、受精卵で同町の牧場に移動し、その牧場が離農の際に、わたしの牧場に『サロメ』の一族が加わることとなりました。

1頭から始まったサロメが現在は5頭まで増えています。
三世代目の初子牛がこの牛です。

30年の間に、多くの牧場がなくなりました。
その牧場の主流の一族から1頭分けてもらうようにしています。

それが、積み重ねた乳牛改良の証を残す道であると思うからです。


今年の初めてのお産で、長く続けてきた酪農の仕事を振り返った新年でもありました。
posted by ファーマー at 08:08| Comment(0) | 牧場日誌

2011年01月02日

明けましておめでとうございます

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新しい年の始まり、初日の出を拝むことができました。

元旦の朝も、牛たちは元気です。

乾乳牛(お産前の牛)たちは、冬の間も外での生活です。

大きな鼻の穴からモキモクと白い息をはいてます。


牧場の新年は、静かにそしていつもと同じように朝5時から作業が始まります。

作業のスタッフは完全防寒装備、毛糸の帽子にフェイスマスクも必需品です。


本年もよろしくお願いします。
posted by ファーマー at 18:53| Comment(0) | 牧場日誌

2010年12月31日

一年間のご来場を感謝します

多くの方々に支えられながら、新しい年を迎えることができます。

4月の口蹄疫の国内での発生より、一時、酪農体験を中止する事態となりましたが、再開後はたくさんの酪農体験をさせていただきました。来春にむけて、さらに内容等も充実させていきたいと考えています。隣国での口蹄疫の発生で、牧場内の防疫体制は今後も維持の体制ですが、ご理解のうえ、ご来場をお待ちしています。

『タカトシ牧場』の撮影、放送も春には丸二年となります。北海道ばかりではなく、関西圏からの来場者の方も多く、改めて、テレビの威力の凄さを感じています。

農業の現場からの発信が今後とも少しでも出来るように、頑張っていきたと考えています。

来年もよろしくお願いいたします。

 むらかみ牧場 スタッフ一同

posted by ファーマー at 09:29| Comment(0) | 牧場日誌

2010年12月06日

ほんわか気分

畑は緑が消えて茶色になり、冬の始まりです。

牧場も冬の準備です。
窓にビニ−ルを張って、ベンチを片づけて、ネコの小屋を作って、少しだけ手を休めて、蒔きスト-ブにあたりながらパチパチと木の燃える音を聞きながら、今年のシ−ズンを思い出してました。


忙しさにかまけて、久しく連絡がとどこうっていた大切な人にもお詫びの電話とそのついでに忘年会のお誘いが出来そうです。


4時から点灯のイルミネ−ションが本当の『恋人たちの聖地』になるように、願っています。その幸せを少しだけおすそ分けしてもらって、私たちにも幸せが訪れますように。。。。笑








posted by ファーマー at 15:47| Comment(0) | 牧場日誌

2010年11月25日

しろっぷ応援団

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『タカトシ牧場』の牧場管理芸人でもある、しろっぷの初めての単独ライブを見るために、牧場、店舗のスタッフと行ってきました。立ち見がでるほどの満席で、まずは一安心しました。

昨年の番組スタ−ト前のオ−デションで二人とははじめて会ったのですが、あれから1年半、着実に一歩づつ前進しているようです。本格的に『ネタ』を見たのも初めてでしたが、芸人さん〜だなぁ〜って思いました。

大きく大きくなって欲しいです。
posted by ファーマー at 08:54| Comment(0) | 牧場日誌

2010年09月14日

超役得A

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ライセンスのお二人が、CM撮影のために来場してくれました。
『タカトシ牧場』の従業員の一員でもありますが、5月以来の再会でした。
無理をお願いして娘たち(ソフトクリ−ム店舗の店長の2匹のわんちゃんですが)と記念撮影です。
内密の撮影のはずがファンが何人もいらしてました。

北海道限定のCMのようですが、若い女性に人気の二人、評判になる気がします。

偶然、牧場に来ていたみなさんにとってもラッキ−な時間だったでしょう。


最近は、映画も読書もすっかりご無沙汰です。会いたい人と会う時間もなかなか取れずにストレスが溜まります。北海道の秋は短いので、あと二カ月もしないうちに初雪の便りも届きます。あ〜ぁ 温泉でもいきたいなぁ。
posted by ファーマー at 06:22| Comment(0) | 牧場日誌

2010年09月13日

役得@

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あの暑い暑い夏はどこに行ったんでしょう。
朝夕はすっかり涼しくなりました。



12日の酪農体験のお客さんは乗り乗りの3人組でした。
先日、体験された同僚の方(ヒント!@千歳A黒髪B笑顔が安心。。。さて、仕事は?)の紹介できていただきました。
微妙に腕をくんでいるのがわかりますかね。
どういうわけか、酪農体験は女性の方が多くて、私としては、それが毎日のパワ−でもあります。(微妙に不謹慎)
牧場の持っている『異空間』の雰囲気と動物たちの『癒し』が良いんでしょうか。

「わたしも酪農家の奥さんになりたいな。誰か紹介してください。」のうれしい言葉に、農家って意外と憧れをもってもらえる仕事なのかもしれない事を再認識しました。

また、北海道に来らしたときには、牧場にどうぞ!!



11日は、uhb『タカトシ牧場』の収穫祭がuhbの本社で撮影をしながら開催されました。
残念ながら、今年は牧場での開催は出来ませんでしたが、普段、牧場に来ていただけない札幌の方々にも番組を紹介できなのではないでしょうか。2000人以上の来場者であったようです。

posted by ファーマー at 08:20| Comment(0) | 牧場日誌

2010年08月15日

小ヤギ 誕生!

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牧場アイドルやぎの『うずら』が2年ぶりのお産。
無事にそっくりな双子の誕生です。
生後4日目にして、動物ひろばの主役を奪っています。

今年の夏は晴れるととにかく『暑い』。
早春のハイジ牧場への受胎滞在を経て、かわいい小ヤギの誕生です。



春から、新しくスタッフに加わった、優香さんです。9月いっぱいの予定ですが、
毎日、酪農体験にがんばってくれています。
posted by ファーマー at 15:50| Comment(0) | 牧場日誌

2010年08月12日

雨、あめ、曇り、雨

春からの天候不順、異常な高気温、大雨、とにかく、今までの経験では予想のつかない天候で、農作業は常に遅れています。
一年分の敷わらの収穫時期ですが、麦稈はすでに畑の中で、黒く変色して、水たまりに沈んでいます。6月からの一番乾草も収穫は終わりましたが、質、量ともに最低の状態です。

7月には、ワシントン州までル−サン(高品質な草)の検品に行ってきましたが、壊滅的な状態でした。

異常気象も3年続けば、『平年作』と言いますが、異常気象が年々ひどくなります。
農作業のゆとりもなく、つねに、追われています。


久々のブログが全部、愚痴になってしまいました。

posted by ファーマー at 06:46| Comment(0) | 牧場日誌

2010年07月02日

終息に向かいつつあります

本日0時からの、宮崎県の口蹄疫の移動規制の一部解除は、うれしいニュ−スです。
4月の発生以来、重苦しい毎日でした。まだまだ予断は許しませんが、清浄宣言の日が早く訪れて欲しいと思います。

当場でも、防疫体制を維持しながら、酪農体験をお受けする準備を整えています。
posted by ファーマー at 07:58| Comment(1) | 牧場日誌

2010年05月19日

桜は咲いたが。。。

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例年より遅れてやっと桜の季節となりました。
春の天候不順で農作業は遅れ、挽回のために夜までの農作業が続いています。

そして気がかりな、『口蹄疫』の広がりです。
130戸を越える畜産農家で12万頭近くの殺処分が行われています。
日本全国の畜産農家が不安な毎日を送っています。
宮崎の発生農家を思うと他人事ではありません。
悲痛な叫びが聞こえてきます。

むらかみ牧場でも緊急の措置として、踏み込み槽の設置、牛舎への立ち入り制限、車両の消毒などを実施しています。

うしから人間に伝染する病気ではありません。

大切なうしたちを病原菌の侵入から守るための措置としてご理解ください。

posted by ファーマー at 15:42| Comment(1) | 牧場日誌

2010年05月17日

藤原紀香さん来場!

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今年初めて20℃を超えた今日、女優の藤原紀香さんが突然として牧場に来てくれました。
テレビドラマの撮影の合間に、『人生はじめての乳しぼり』を体験してくれました。

夕方の搾乳の時間でしたが、スタッフ総出で準備、最後に記念写真を写していただきました。

こんな夢のような事が突然として起こるんですね。

スタッフ全員のテンションは急上昇!! でした。
posted by ファーマー at 19:43| Comment(0) | 牧場日誌

2010年05月05日

GW GWのたくさんの来場を感謝します。

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幸いに、天候にも恵まれて、たくさんの来場をお迎えしました。

posted by ファーマー at 19:23| Comment(0) | 牧場日誌

2010年04月14日

よしみのその後

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一週間前、夕方からよしみのお産が始まり、7匹の仔猫が誕生しました。ところが、翌朝には9匹になっていました。???
あけみも夜中にお産したようで、小さなダンボ−ル箱はぎゅうぎゅう状態、残念ながら一番小さかった仔猫とあけみのお尻の下で圧死した以外は元気に育っています。いっしょにいるのでどちらの仔猫なのか、どちらが親なのかはすでに判断不能です。親2匹仔猫7匹で家族のようです。

人間の世界は幼児虐待や子供が親を殺傷する事件が連日のように報道され、受け取る側も慣れてしまう『恐ろしさ』を感じます。幸せそうに仔猫が親のおっぱいを吸うのを見ていると、人間と猫のどちらが利口で理性があるのかわからなくなります。

牧場にも新しい動物の仲間が増えています。4月24日のどうぶつ広場のオ−プンに向けて準備中です。
posted by ファーマー at 08:54| Comment(2) | 牧場日誌

2010年04月03日

よしみの春

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前の飼い主に2度も捨てられたねこ『よしみ』も2度目の牧場での春です。
3度目の妊娠、前回は7匹の子だくさんで育児もたいへんでしたが、今回も負けずに大きなお腹をしています。
それでも天気の良い日は外を散歩したがって、事務所から逃亡するのもしばしばです。
新天地のこの牧場での生活の具合を聞いてみたいのですが、無理ですよね。

無事の出産をスタッフと見守っています。
posted by ファーマー at 09:37| Comment(0) | 牧場日誌

2010年04月02日

ありがとう チェリ−

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わがままですが、ずっと酪農体験で一緒でした。
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3月29日、チェリ−の5回目のお産が始まりました。
予定日を過ぎていたので心配なお産でした。
予想以上に胎児が大きくて、獣医さんといっしょに助産をしましたが、夕方、子牛は残念ながら、死産でした。
わたしたちもめったに体験しないような難産でしたので、慎重にチェリ−の治療をすることにしました。
31日午後、お産後、一度も立ち上がることなく、チェリ−は逝ってしまいました。
3万人以上の人がチェリ−の搾乳を経験したのではないでしょうか。
人間よりも寿命の短い牛との生活のなかで、別れは日常のことではあります。
その一頭づつに思い出があって、辛いことでもあります。
でもそれが、わたしたち酪農家の仕事です。
多くの人たちにいっぱいの思い出を残してくれたチェリ−に心から感謝します。

ありがとう チェリ−
posted by ファーマー at 08:15| Comment(0) | 牧場日誌

2010年03月28日

雪の日曜日

融ける雪と降る雪が毎日ほぼ同じ、相変わらずに雪は残ったままです。

久しぶりに『タカトシ牧場』の放送を見ることができました。自分で言うのもなんですが、おもしろかった。いっぱい種を蒔いて、収穫しながら、新しい種を蒔く。放送も丸1年を迎えて、企画(種)が進み(発芽)次の企画(収穫)へ育ち、長期の企画(生育)も絡み、手前味噌ながら、おもしろい番組になってきました。北海道のロ−カル番組から全国へ進出した『O曜日。。。しょう』のように全国へ発信も夢ではないような気もします。やはり、手前味噌ですが。。。


「一緒にいる時間が長い人ほど信用と信頼が出来るんだって思っていたけれど、違いました。時間なんてただ時間でしかないみたい。運命ってもともと信じてないけれど、あるのかもいれない。あなたと出会ってから」 大好きな作家が25歳の女性になって書いた文章ですが、年齢を重ねると、新鮮な感動から段々と遠ざかり、残った時間と現実の時間の中で目が曇りガラスの世界になってしまう。でも、前を向いていたい。   昨夜の睡眠用読書の文章ですが、目が覚めて続きをついつい読んでしまい、結局今日は寝不足気味でした。春を待ちわびる今の季節に重なりました。




posted by ファーマー at 18:37| Comment(0) | 牧場日誌

2010年03月27日

春はどこへ?

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ドイツパンにソ−セ−ジ、フランクフルトのイメ−ジがそのままの食事でした。



毎日、寒い日が続いて、なかなか雪解けが進みません。


春の牧場改造作戦

@ どうぶつ広場の移転→ぶた、ヒツジ、エミュ−も仲間に加わって、牧草畑の広いスペ−スに移動します。
A フ−ド店が充実→ホットドッグやピザなどのテイクアウトを中心とした店舗、ラ−メン、そばなどの和食を中心とした店舗の2店舗がオ−プンします。
B 駐車場→土・日曜日は牧場内は車の乗り入れが制限されて、専用駐車場(約200台収容)が増設されます。


昨年は、TV放送の影響もあって、たくさんの方に来場いただきましたが、施設の設置が追い付かずにご迷惑の掛けどうしでした。雪解けとともに準備に入る予定ですが、畑には30cmほどの残雪があって、待機の毎日です。春一番が吹いて、一気に雪解けが進むことを『タカトシ牧場神社』にお参りしてきました。





posted by ファーマー at 18:57| Comment(0) | 牧場日誌

2010年03月26日

異国でみつけた同志

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オランダ最初の朝、牧場の中と散歩しながらとにかくびっくりしました。牧場で生産した牛乳(やぎ乳)を加工して、販売、レストランの併設、色々な家畜がいて自由にふれあうことができて、キャンプサイトもあり、早朝から家族連れが訪れていました。

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日本では珍しいやぎの搾乳(パ−ラ−)ですが、搾った乳を一日おきにそのまま裏手のチ−ズ工房でハ−ド系のチ−ズを製造しています。
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休日には近所の子供たちがボランテアで馬の準備をして、乗馬を楽しむこともできます。


30年前からこの牧場を作ったヴェムは『自分で生産したものを自分で加工販売したい』『安全な作る現場の見える牧場したい』の強い思いが感じられる素晴らしい牧場でした。
途中からは、写真を写すのを忘れるくらいに会話がはずみ、とても初めて会った人とは思えないくらいに意気投合していました。

酪農の国としての歴史も成り立ちも大きく異なりますが、自分たちの産業としての農業を守る姿には敬服しました。むらかみ牧場のこれから進むべき道の姿を見た感じです。そんな牧場で一年間研修することができた牛丸くんは幸せだと思います。

日本では、牛乳の消費が急カ−ブで減少し、歯止めがかかりません。北海道内の酪農家も7000軒を切ってしまいました。危機的状況です。短期的消費拡大への取り組みと同時に、牧場が行う、生産現場を目で見て、触れることから始まる『食品の安心』を伝えるための取り組みがより重要だと改めて感じました。


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質素ですが自家製でほとんど賄っている牧場の朝食です。

今回の旅行の最大の目標であった牛丸くんの研修先の訪問でしたが、わたしの方が研修させてもらった時間でした。日本に帰国してから、今年のむらかみ牧場のオ−プンに向けて、生かすことがいっぱいの旅でした。
posted by ファーマー at 08:31| Comment(0) | 牧場日誌

2010年03月24日

『80円』のちから

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昨日、一通の手紙が届きました。テレビの放送を見て、声をかけていただくことがあります。うれしい半面、ビックリすることもよくあります。テレビの威力の凄さを感じます。

届いた手紙の表には『恵庭市 タカトシ牧場 様』と80円分の切手だけです。郵便番号はもちろん、詳しい住所もむらかみ牧場の明記もありませんでした。機械作業だけでは絶対に届くことのないものと思います。きっと、手作業の方が放映を見ていただいことがあって、配達の担当の方も見ていただいたことがあるのでしょう。

感激をしました。

日本の郵便システムのちからを感じるものでした。もちろん、番組のスタッフにわたしが最後の配達をさせていただきます。

ありがとうございます。

posted by ファーマー at 08:30| Comment(0) | 牧場日誌